MT09で若松区散策を



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実家の荷物整理に北九州市若松区に帰っておりました。
その帰りに近くの白島国家石油備蓄基地展示館に寄ってみました。 
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日本国内の石油備蓄基地10か所の内の一つです。


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かなり大きい展示館です。


備蓄基地は沖合にあり実際には行けませんので、
この展示館でジオラマやパネルなどで詳細を知ることができます。

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展望台からの眺めは良いですね。

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かなり大きな施設ですが、自分以外誰もいません....。

入館は無料、駐車場も広いしツーリングの暇つぶしにでもどうかな。
でも、こんな人の来ない施設より市内の2輪駐車場に税金を費やしてくれ~。


そのあと、同じ若松区にある河伯洞(かはくどう)に寄ってみました。
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以前から看板が気になっていましたが、やっと今日行く気になりました。
入場無料、駐車場あり。

小説家 火野葦平先生(ひのあしへい)をご存じ?
自分もよく知らないのですが戦前・戦後の芥川賞作家です。

河伯洞は、その作家の自宅だったところです。
係の人が色々と説明してくれました。
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写真は撮れませんので入り口付近の様子(許可を貰っています)。


広い豪邸ではありませんが、建材は高級なものを使用しており、
たとえば柿の木でできた大黒柱1本だけで家を建てれるらしい(なんでも鑑定団が来たらしい)。
上の写真の廊下の床は桜の木の一枚板が贅沢に使用されていました。
建築的価値が高く全国から建築家の方も来られるようです。

とにかく印税が凄かったので建れたらしいです。
先生が使用していた万年筆1本でも家が建つらしい....。

2階に上がり先生の書斎へ。
書斎は当時のままでした。
が、係の人によると、ここで先生は自殺したそうです。
53歳とまだ若い...。


家に帰って、アマゾン・ビデオで火野葦平先生原作の映画、高倉健さん主演の
”花と龍”を観ました。

火野先生の両親の自伝的な任侠映画で、
若松区の石炭積出荷役(ごんぞう)とかヤクザのお話です。
ロマンスあり喧嘩あり、友情あり、組へ殴り込みありで、
現代の映画に見慣れた自分はとても新鮮でした。

というか自分が住んでいた区は、昔はアウトローな街やったんやね..。


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新しいバッグを買わねば...。